
ココモ法が10分でわかる解説書【オンラインカジノで活用したい人用】

ココモ法とはどんな戦略?基本的な考え方
ココモ法とは、1回の勝ちでそれまでの負けを帳消しにし、収支をプラスにできるベッティングシステム(カジノ等での賭け方)のことです。
基本的な考え方は、連敗したら「前回のベット額+前々回のベット額」を次のゲームにベットします。
たとえば、最初に1ドルベットして2回目も負けたら、3回目は2ドルをベットします。3回目も負けたら次の4回目は3ドルをベットするといった感じです。
配当が3倍になるベットで行うと、1度の勝利で連敗中の負け分を取り戻してプラス収支にすることができます。
ベット額 | 収支 | |
---|---|---|
1回(負け) | 1ドル | -1ドル |
2回(負け) | 1ドル | -2ドル |
3回(負け) | 2ドル | -4ドル |
4回(勝ち) | 3ドル | 2ドル |
4回目のベットで勝つと配当は9ドル(ベット額の3倍)となり、そこからその回のベット額とこれまでの負け分を差し引くと(9-3-4=2)、収支は2ドルのプラスとなります。
このように、連敗したあと前回のベット額に対して前々回のベット額をプラスするのがココモ法です。
ココモ法に向いているのは3倍配当のゲーム!
ココモ法に向いているのは3倍配当が得られるゲームです。
3倍配当が得られるのはおもにルーレットの次のようなベットです。
- ダズンベット
- コラムベッド
ダズンベットとコラムベッドともに配当は3倍です。
また、3通りから選び当たりの数字が12個である部分も共通であるため、ダズンベットとコラムベッドともに当たりの確率は約33%となります。
ダズンベット(dozen bet)
ダズンベットは数列の「1st12」「2nd12」「3rd12」の枠のいずれかにチップを置き、対応した数列の数字に玉が入れば配当が得られるベットとなります。
数列 | 当たりの数字 |
---|---|
1st12 | 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12 |
2nd12 | 13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24 |
3rd12 | 25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36 |
「1st12」にベットした場合、1~12までのいずれかに玉が入れば勝ちということです!
ちなみに、ダズン(dozen)とは、12個ワンセットを表す「ダース」のことです。対象となる当たりの数字が12個ずつあるので、ダズンベットといいます!
コラムベット(column bet)
コラムベッドは3つある「コラム」の中から選択するベット方法です。
枠内には「2to1」と書かれていますが、これは「1」のベットに対し「2」の利益になるという配当を表しています。ベット額の「1」と利益の「2」で計「3」のリターンがあるので、配当は3倍となります。
ベットエリアの呼称は、1の数字がある列を「1stコラム」、2の列を「2ndコラム」、3の列を「3rdコラム」と呼ばれます。
コラム名 | 当たりの数字 |
---|---|
1stコラム | 1,4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34 |
2ndコラム | 2,5,8,11,14,17,20,23,26,29,32,35 |
3rdコラム | 3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33,36 |
ちなみに、コラム(Column)には、「縦の列」や「柱」などの意味があります。当たりの対象となる数字が柱のような列になっているのでコラムベット(column bet)といいます!
ココモ法のメリットはこの3つ!
ここからの解説は、配当が3倍のゲームでプレイすることを前提としています!
ココモ法のメリットは次の3つです。
- 1度勝つだけで利益にできる
- 連敗が続くほど勝った時の利益が大きくなる
- マーチンゲール法より低資金で運用できる
1度勝つだけで利益にできる
ココモ法は連敗が続いても1度勝つだけで収支をプラスにできるのがメリットです。
ベッティングシステムの中には利益がでない、利益が少ないものもありますがココモ法はしっかりと利益がでます。
その理由としてココモ法は3倍配当のゲームで行うためです。
勝てば配当は3倍になって戻ってくるため、きちんと稼げる仕組みになっているのです。
理論上は何連敗しても一度勝てば利益にできるんですね!
負けるほど利益が大きくなる
ココモ法は負けるほど利益が大きくなるのもメリットです。
負けるほどベット額が高額になり、さらに配当が3倍のゲームでおこなうため連敗数が多いほど利益も大きくなるのです。
たとえば、ベット額が1ドルでスタートするなら利益は以下のようになります。「〇回目」は何回目のゲームで勝ったかということです。3回目の場合は、それまでに2連敗して3回目のゲームで勝ったということです。
ココモ法のベット額と収支
ベット額 | 収支 | |
---|---|---|
1回目 | 1ドル | 2ドル |
2回目 | 1ドル | 1ドル |
3回目 | 2ドル | 2ドル |
4回目 | 3ドル | 2ドル |
5回目 | 5ドル | 3ドル |
6回目 | 8ドル | 4ドル |
7回目 | 13ドル | 6ドル |
8回目 | 21ドル | 9ドル |
9回目 | 34ドル | 14ドル |
10回目 | 55ドル | 22ドル |
連敗数が多くなってるほど利益が増えているのがわかりますね。1回目の収支が同じベット額の2回目よりも多いのは、それまでの負け分がないからですね。
それに対して、よく比較される「マーチンゲール法(負けたら前回の2倍をベットする方法)」だとベット額が増えても利益は最初の1ユニットのベット額しか残らないのです。
マーチンゲール法のベット額と収支
ベット額 | 収支 | |
---|---|---|
1回目 | 1ドル | 1ドル |
2回目 | 2ドル | 1ドル |
3回目 | 4ドル | 1ドル |
4回目 | 8ドル | 1ドル |
5回目 | 16ドル | 1ドル |
6回目 | 32ドル | 1ドル |
7回目 | 64ドル | 1ドル |
8回目 | 128ドル | 1ドル |
9回目 | 256ドル | 1ドル |
10回目 | 512ドル | 1ドル |
マーチンゲール法は最初にベットした金額しか利益が残りません。
たとえば、1ドルをベットしたなら1ドル、10ドルなら10ドルとどれだけ連敗をしてベット額が増えても利益は最初にベットした金額のままです。
連敗するほどドカンと大きな利益が狙えるのがココモ法の魅力です!
マーチンゲール法より低資金で運用できる
ココモ法はマーチンゲール法より低資金で運用できるのが魅力です。
仮に1ドルでスタートするならベット額の増加は次のとおり。
ココモ法とマーチンゲール法のベット額を比較
ココモ法 | マーチンゲール法 | |
---|---|---|
1回目 | 1ドル | 1ドル |
2回目 | 1ドル | 2ドル |
3回目 | 2ドル | 4ドル |
4回目 | 3ドル | 8ドル |
5回目 | 5ドル | 16ドル |
6回目 | 8ドル | 32ドル |
7回目 | 13ドル | 64ドル |
8回目 | 21ドル | 128ドル |
9回目 | 34ドル | 256ドル |
10回目 | 55ドル | 512ドル |
上記を確認すれば、ココモ法のほうがベット額の増加が緩やかなのがわかりますね!
10連敗した場合、ココモ法は55ドルですがマーチンゲール法は512ドルとかなりの差があります。
負けたときにベット額を増やすベッティングシステムだと、連敗するほどベット額が増えてしまい資金面が苦しくなるという問題があります。
これは倍プッシュするマーチンゲール法だと明らかです。
マーチンゲール法は前回の2倍の金額でベットするため、ベット額の増えるスピードが凄まじいです。
たとえ1ドルという少額でベットしていても10回目のベット額は512ドルとなり、10連敗となると11回目のベット額は1,024ドルになってしまいます。
1,024ドルは米ドル/円が140円であれば、143,360円です。
それに対してココモ法で10連敗したときの11回目のベット額は89ドルであり、米ドル/円が140円なら12,460円です。
このように、ココモ法はマーチンゲール法よりもベット額の増加がゆっくりであり、マーチンゲール法よりも低資金でおこなえるのが魅力です。
ココモ法の実積方法はこんな感じ!
ここからはココモ法の実積方法を解説していきます。
ココモ法の実積方法の流れは次のような感じです。
- 「1ユニット」を決める
- 「1」で決めた1ユニットの金額をベット
- 2連敗したら前回と前々回のゲームのベット額を次のゲームでベット
- 次も負けたらまた前回と前々回のゲームのベット額を次のゲームでベット
上記を勝つまでおこなうのがココモのやり方です。
まず、「1ユニット」を決めます。
1ユニットとは最初のベット額のことです。
最初のベット額によってその後の展開が大きく変わるため、この部分はじっくり考えないといけません。
以下に1ユニットごとのゲーム数による、ベット額の変化の一例を記載しておくため参考にしてくださいね。
1ユニットごとのベット額の推移
1ユニットの額→ | 1ドル | 5ドル | 10ドル |
---|---|---|---|
1回目 | 1ドル | 5ドル | 10ドル |
2回目 | 1ドル | 5ドル | 10ドル |
3回目 | 2ドル | 10ドル | 20ドル |
4回目 | 3ドル | 15ドル | 30ドル |
5回目 | 5ドル | 25ドル | 50ドル |
6回目 | 8ドル | 40ドル | 80ドル |
7回目 | 13ドル | 65ドル | 130ドル |
8回目 | 21ドル | 105ドル | 210ドル |
9回目 | 34ドル | 170ドル | 340ドル |
10回目 | 55ドル | 275ドル | 550ドル |
ベット額が大きすぎると勝つまでに資金が底をついてしまう恐れがあるため注意です。1ドルなど小さめの金額でおこなうほうが安全ですよ。
ここでは1ドルで1ユニットと仮定します。
その後、1ドルをベットして負けてしまったら次のゲームでも再び、1ドルをベットします。
さらに負けてしまったら、次のゲームでは前回と前々回のベット額を合計して2ドルをベットするのです。
また負けてしまったら、おなじように前回と前々回のベット額を合計して今度は3ドルをベットします。
この手順を勝つまで繰り返します。
詳しくは表を確認したほうがわかりやすいためご確認ください。
ココモ法で4連敗後の5回目で勝った場合
ゲーム数 | 勝敗 | ベット額 | 収支 |
---|---|---|---|
1回目 | 負け | 1ドル | -1ドル |
2回目 | 負け | 1ドル | -2ドル |
3回目 | 負け | 2ドル | -4ドル |
4回目 | 負け | 3ドル | -7ドル |
5回目 | 勝ち | 5ドル | +3ドル |
勝ったあとはベット額を最初に戻して再度スタートです。
この工程を繰り返して利益を積み上げていくのがココモ法となります。
複雑な計算や考えはいらないため、やり方を理解すれば誰でもすぐに導入できますよ!
ココモ法には弱点もある!デメリットも知っておこう
ココモ法は完璧なベッティングシステムではなく、次のような弱点もあるため確認しておきましょう。
- 勝率が30%のゲームでおこなうため連敗しやすい
- 2倍配当のゲームでは運用できない
- テーブルリミットの上限に達してしまう恐れがある
- それなりの資金力が必要となる
勝率が30%のゲームでおこなうため連敗しやすい
ココモ法は勝率が30%のゲームでおこなうため連敗しやすいのが弱点です。厳密には勝率1/3で33%ですね。
ココモ法が有効なゲームはルーレットのダズンベットとコラムベッドですが、当たる確率は3割であるため高いとは言えないです。
よって連敗が続く可能性があります。
連敗が続くと資金が尽きてしまう恐れもあります。。。
ココモ法(ダズンベットとコラムベッド)をマーチンゲール法(勝率50%のゲーム)の連敗確率と比較して確認してみましょう。
ココモ法とマーチンゲール法の連敗確率の比較
ゲーム数 | ココモ法の連敗確率 | マーチンゲール法の連敗確率 |
---|---|---|
1回 | 67.57% | 48.65% |
2回 | 45.65% | 23.37% |
3回 | 30.85% | 11.51% |
4回 | 20.84% | 5.60% |
5回 | 14.08% | 2.72% |
6回 | 9.52% | 1.33% |
7回 | 6.43% | 0.64% |
8回 | 4.34% | 0.31% |
9回 | 2.94% | 0.15% |
10回 | 1.98% | 0.07% |
ココモ法はマーチンゲール法に比べると連敗確率が高いのがわかりますね。
とくに5回までは14.08%もあるため、普通に何度も5連敗があるかと思います。
このため、ココモ法では連敗があたり前だと思ってプレイしないといけません。
ベット額を高額にしすぎると資金がすぐ尽きてしまう恐れがあるため、連敗に耐えられるだけのベット額で運用するようにしてくださいね!
2倍配当のゲームでは運用できない
ココモ法は2倍配当のゲームでは運用できないのが弱点です。
ココモ法は3倍配当でおこなうベッティングシステムだからです。
オンラインカジノでは2倍配当のゲームが多数あるため、それらでココモ法を試してみたいという人もいるかと思います。
たとえば、バカラやブラックジャックなどです。
しかしバカラやブラックジャックのような2倍配当のゲームだと、連敗するほどに損失が大きくなってしまい勝っても損失を回収できないのです。
現状、オンラインカジノだとルーレットのダズンベットとコラムベッドくらいしかないのが欠点ですね。
テーブルリミットの上限に達してしまう恐れがある
ココモ法は連敗を重ねると「テーブルリミット」の上限に達してしまう恐れがあるのが弱点です。
テーブルリミットとは、そのゲームで1度にベットできる金額の下限と上限のことです。
各ゲームにベット額の下限と上限が決まっており、その範囲内でしかベットできません。
たとえば、テーブルリミットが1〜2,000ドルならベット額の上限は2,000ドルです。
よって、連敗を重ねてベット額が2,000ドル以上になるとベットできないためそこでゲームオーバー。
ココモ法が破綻して、そこまでに発生した損失を取り戻せなくなってしまいます。
ちなにベット額1ドルスタートなら2,000ドルを超えるのは19連敗したときで、ベット額は2,584ドルになります!
このため、ココモ法を導入するならテーブルリミットの確認は必須です。
そして、なるべくテーブルリミットが高いオンラインカジノを選択をしましょう。
オンラインカジノやカジノによってテーブルリミットは違うためです。
以下にルーレットのテーブルリミットが高いおすすめのオンラインカジノを掲載しておきましたので参考にしてください。
カジノ名 | テーブルリミット上限 |
---|---|
ベラジョンカジノ | 10,000ドル |
ユースカジノ | 10,000ドル |
ボンズカジノ | 100万円 |
遊雅堂 | 100万円 |
それなりの資金力が必要となる
ココモ法はそれなりの資金力が必要となります。
負けたときにベット額を増やしていくベッティングシステムだからです。
倍プッシュするマーチンゲール法よりはベット額が増えるスピードは緩やかではありますが、それでも連敗するとどんどんベット額は増加します。
仮に1ドルスタートで10連敗した場合の11回目のベット額は89ドルで、そこまでの合計損失232ドルが発生しています。
1ドル140円で換算すれば、ベット額89ドル=12,460円、合計損失32,480円です。
さらに勝率が約30%程度なため、連敗しやすく余計に資金がかかりやすいのもデメリット。
10連敗以上もあり得るため、資金はできる限り余裕を持って用意しておくのがおすすめですよ!
ココモ法は有効?ルーレットで100ゲーム試してみた!
「ココモは本当に有効なの?」このような疑問があるかと思います。
そこでベラジョンカジノの無料プレイを使ってココモ法を試してみました。
今回はルーレットで遊び、ベット方法はダズンベットとコラムベッドを使用しています。
100ゲームした結果は以下のとおりでした。
ベット回数 | 100回 |
---|---|
ベット額 | 1ドル |
勝敗 | 32勝64敗4分 |
収支 | +191ドル |
32勝64敗4分と負けが多いですが、収支は191ドル(米ドル/円のレートが140円なら26,740円)のプラスなため上々の結果なのではないでしょうか。
最大連敗数は12連敗でその時のベット額は144ドル(20.160円)、損失額は232ドル(32,480円)でした。
ちなみに12連敗は2回ありました。
ココモ法を試してみて感じたのが「連敗が多いな」という印象です。
勝率が30%程度しかないため、5連敗くらいなら普通に何度もあります。
そのため、ココモ法を使うときはベット額を低めにしてなおかつ資金に余裕を持つほうがいいです。
今回ココモ法を試してみて、ココモ法はきちんとやり方を守れば勝てるベッティングシステムだと感じました。
とくによい部分はマーチンゲール法と比べて連敗時のベット額の増加が緩やかなことと、利益がしっかり残ることですね。
ルールもシンプルなため初心者でもすぐ導入できるのも魅力です。
まずは無料プレイのできるオンラインカジノで試してみてみるのがおすすめですよ!
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