
マーチンゲール法の初心者ガイド【オンラインカジノでの活用術】

マーチンゲール法とはどんな戦略なの?
マーチンゲール法とは、軍資金が無限あればカジノで100%勝てるとされている「ベッティングシステム」です。
南フランスのマーティギュー地方出身者が好んで使っていたギャンブルの手法の「マーティギューシステム」が由来であるとされています。
ここでは、そんなマーチンゲール法の基本的な考え方やメリット、最適なゲーム、実績方法を解説していきます。
マーチンゲール法の基本的な考え方
マーチンゲール法の基本的な考え方はシンプルで、負けたら次のゲームは掛け金を2倍にするというものです。
『たとえば、1回目に1ドル賭けて負けたら次のゲームは2ドル賭けます。次も負けたら4ドル賭けるという感じですね!』
これを勝つまで繰り返すため、理論上は100%勝てます。
なぜなら掛け金が前回のゲームの倍であるため、勝てば損失をすべて回収できるからです。
たとえば、以下のように3連敗しても次の4ゲーム目で勝てばすべての損失を回収できます。
ゲーム数 | 勝敗 | 掛け金 | 合計損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 負け | 1ドル | -1ドル |
2回目 | 負け | 2ドル | -3ドル |
3回目 | 負け | 4ドル | -7ドル |
4回目 | 勝ち | 8ドル | +1ドル |
このように、負けたときに倍プッシュして損失を回収しようというのがマーチンゲール法の基本的な考え方です。
マーチンゲール法のメリット
マーチンゲール法のメリットには以下のようなものがあります。
- やり方がシンプルなため初心者にもわかりやすい
- 資金が多いほど負ける可能性が下がる
- ずっと連敗するリスクは低い
マーチンゲール法はシンプルに負けたら次の掛け金を倍にすればいいだけであるため、初心者にもわかりやすいです。
あと何回勝てばいいのかや、どれくらいで収益が黒字になるのかなどの計算はしなくてもいいためとても楽チンです。
マーチンゲール法は資金が多いほど負ける可能性が下がるのもメリット。
資金が多いほどトライできる回数が上がり、何十連敗しても耐えられるだけの資金があるならほぼ負けることはありません。
マーチンゲール法は勝率が50%のゲームでおこなうのであれば、ずっと連敗するリスクは低いです。
たとえば、ルーレットの赤か黒へのベットのような勝率50%のゲームなら連敗の確率は次のとおり。
ゲーム回数 | 連敗の確率 | 勝率 |
---|---|---|
2回 | 25% | 75% |
3回 | 12.5% | 87.5% |
4回 | 6.25% | 93.75% |
5回 | 3.125% | 96.875% |
6回 | 1.563% | 98.437% |
7回 | 0.78% | 99.22% |
8回 | 0.40% | 99.6% |
9回 | 0.20% | 99.8% |
10回 | 0.10% | 99.9% |
上記のように負けるほど連敗の確率が減っていくため、その途中で勝つ確率が上がり負け続ける可能性は低いのです。
「マーチンゲール法はわかりやすく簡単なのが最大のメリットですね。掛け金を2倍にするだけでいいため、必要なのは計算機くらいです。」
マーチンゲール法に最適なゲーム
マーチンゲール法に最適なゲームがあります。
それは勝率が50%で勝ったときに掛け金が2倍になって戻ってくるゲームであり、おもに以下の3つです。
- バカラ
- ルーレット
- ブラックジャック
バカラはカードゲームの一種であり、プレイヤーとバンカーの手札のカードを予想し、どちらのほうが「9」に近いかを当てるゲームです。
プレイヤーとバンカーどちらかに賭けるだけでよいため、勝率は50%でありルールもシンプルなため初心者でも取り組みやすいです。
「引き分け(TIE)」も選択できますが、勝率が低いためマーチンゲール法には適していないためおすすめできません。また、バンカーは5%の手数料があるためリターンが1.95倍です。
ルーレットは数字が書かれたルーレット盤に玉を投げ込み、玉がどこに入るかを予想するゲームです。
ルーレットには様々な賭け方がありますが、マーチンゲール法では「アウトサイド・ベッド」という賭け方をし、「赤」か「黒」かのどちらに玉が落ちるかを予想します。
このようにすれば50%のゲームにできます。
ただし、ルーレットには「0」があり「0」は緑扱いなため、正確に50%を少し下回ってしまうと覚えておいてください
ブラックジャックは配られたカードの合計数字が21に近いほうの勝ちとなるゲームです。
プレイヤーとディーラー(カジノ側)との勝負となるため、勝率は50%となります。
ブラックジャックはルールを理解する必要があり、なおかつ勝率をあげるには「ベーシックストラテジー」という戦略を覚えることが重要です!
マーチンゲール法の実績方法
マーチンゲール法のやり方はシンプルであり、負けたら次のゲームの掛け金を2倍にするだけです。
考え方としては、どれだけ負けても最後に勝てば利益が残るです。
ゲーム回数 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 |
---|---|---|---|---|---|
ベッド額 | 1ドル | 2ドル | 4ドル | 8ドル | 16ドル |
勝敗 | × | × | × | × | 〇 |
損益 | -1ドル | -3ドル | -7ドル | -15ドル | +1ドル |
このため、勝つまで掛け金を倍にしていけばよいだけなのです。必要となるのはメモと計算機くらいでしょうか。
現在の掛け金をメモしておき、負けたらメモしておいた掛け金を計算機で2倍にして次のゲームに望みます。
この手順を勝つまで繰り返すだけですね。
マーチンゲール法には弱点もある!
マーチンゲール法には次のような弱点もあります。
- 負けるたびに掛け金がどんどん高額になる
- テーブルリミットに達してしまう恐れがある
- 得られる利益が少ない
弱点を理解しないで採用してしまうのは非常に危険なため、しっかりと目を通しておいてください。
負けるたびに掛け金がどんどん高額になる
マーチンゲール法は掛け金を倍にするため、負けるたびに掛け金がどんどん高額になるのが弱点です。
勝てばそれまでの損失をチャラにできるとはいえ、いつ勝てるかは誰にもわかりません。
確率が低いとはいえ、10連敗する可能性だってあるわけです。
仮に1ドル(140円)のベット額でスタートして10連敗したら、11回目の掛け金は14万3,360円です。
軍資金に余裕がないとすぐに資金が無くなっててしまい、負けてしまう可能性があります!
テーブルリミットに達してしまう恐れがある
マーチンゲール法を運用していると、オンライカジノが定めた「テーブルリミット」に達してしまう恐れがあります。
テーブルリミットとは、そのオンラインカジノのゲームやテーブルの掛け金の下限と上限のことです。
たとえば、ベラジョンカジノのバカラのテーブルリミットは下限が0.2ドルで上限は50,000ドルです。
よって、0.2ドルから50,000ドルの範囲でしか賭けられません。
マーチンゲール法は負けるたびに掛け金が大きくなっていくため、連敗が続くとテーブルリミットに接触してしまうことがあるのです。
「軍資金はあるのにベットできずに負けた!」なんてことになりかねないのです。
そのため、利用中のオンラインカジノのテーブルリミットは必ず確認しておいてくださいね。
得られる利益が少ない
マーチンゲール法は得られる利益が少ないです。
得られる利益は初回のゲームで賭けた金額と同額です。
たとえば、掛け金1ドル・リターン2倍のゲームをした場合、以下のようになります。
ゲーム数 | 合計損失 | 掛け金 | 勝ち金 | 合計損益 |
---|---|---|---|---|
1回 | 0 | 1ドル | 2ドル | 1ドル |
2回 | -1ドル | 2ドル | 4ドル | 1ドル |
3回 | -3ドル | 4ドル | 8ドル | 1ドル |
4回 | -7ドル | 8ドル | 16ドル | 1ドル |
5回 | -15ドル | 16ドル | 32ドル | 1ドル |
3回目のゲームを例にしてみれば、勝ち金は8ドルですが合計損失が-3ドルであり掛け金が4ドルです。
よって、トータルの損益は1ドルになってしまうのです。
この収益率はどのゲームにおいても変わりありません。初回に1ドルを賭けたなら1ドル、10ドルなら10ドルになるということです。
その一方で負けるたびに掛け金は大きくなり続けるため、リスクとリターンの比率は釣り合ってないと感じやすいです。
マーチンゲール法は大きく稼ぐのではなく、少ない利益をコツコツ積み上げていくベッティングスタイルと理解しておかないといけません。
マーチンゲール法の弱点への5つの対処法
マーチンゲール法には弱点があるため対処していくことが大事です。
先に解説した弱点ごとへの対処方法は次のとおり。
弱点 | 対処方法 |
---|---|
負けるたびに掛け金がどんどん高額になる | 最低でも10回ベットできる軍資金を用意する・前のゲームの結果が影響しないゲームで使用する・「空回し」戦略を使う |
テーブルリミットに達してしまう恐れがある | テーブルリミットの高いカジノでプレイする |
得られる利益が少ない | 1日の利益を決めてそれに達したらすぐ終了する |
詳しくは次章の解説をご確認ください。
最低でも10回ベットできる軍資金を用意する
最低でも10回ベットできる軍資金を用意しておきたいです。
マーチンゲール法は軍資金が多いほど連敗に耐えられ、勝ちやすいからです。
軍資金を決める方法はいくつかありますが、10連敗しても大丈夫な金額にしておけば負けることはそうありません。
10連敗する可能性は非常に低いからです。
ほとんどの場合は10連敗する前に勝てるため、10連敗しても大丈夫な軍資金があればマーチンゲール法で負ける確率は低いです。
仮に100円でベットするなら、10連敗しても大丈夫な軍資金は20万4,700円です。
最低20万4,700円あればギリギリではありますが、11回までマーチンゲール法でベット可能です。
前のゲームの結果が影響しないゲームで使用する
マーチンゲール法は、前のゲームの結果が影響しないゲームで使用するのが望ましいです。
前のゲームの結果が影響しないゲームというのはルーレットのように、前回と今回も同じ結果になる可能性があるゲームのことです。
ルーレットのポケット数はどれだけゲームを繰り返しても減ることはありません。
このため、黒と赤を予想するビット方式なら、その確率はつねに50%で保たれています。(正確には「0」があるため50%より少し下です)
それに対して、バカラやブラックジャックなどのカードゲームは一度使ったカードはそのゲーム内ではもう使用できません。
使用できるカードが減るため、前のゲームの結果が次のゲームの確率に影響してくるのです。
とくに様々な戦略が要求されるブラックジャックが影響を受けやすいですね。使用できるカードが減ると選択できる戦略も少なくなってしまいます。
「空回し」戦略を使う
ルーレットで遊ぶ場合、「空回し」戦略を使うのもおすすめです。
空回しとはお金を賭けずにルーレットを回すことであり、オンラインカジノではこの空回しができるルーレットゲームがあります。
空回しの考え方は「ここまで連続4回黒がでた。じゃあ次はそろそろ赤がでるよね」というものです。
ヨーロピアンタイプのルーレットだとポケットの数が37個あり、色にすると黒18個・赤18個・緑1個という内訳になります。
黒か赤か当てる賭け方をする場合、当たる確率は18/37(48.64%)であり、逆に外れる確率は19/37(51.4%)です。
よって、仮に4回連続で黒がでたら次に黒がでる確率は.3.6%となります。
そのため、ここで賭ければ通常よりも勝率が高くなるというのが空回しの考えです。
あくまで確率論ではありますが、ひとつの手段として取り入れてみるのもいいかもしれませんね
また、空回しにはそのテーブルの傾向を知れるというメリットもあります。
- 黒と赤どちらのほうが多くでるのか?
- どういうパターンで出現するのか?
上記のようなテーブルの傾向を掴むのにも役立つのです。
テーブルの傾向を掴んでおけば勝率をあげるのに役立ちますよ。たとえば、赤→赤→黒の順になりやすいなどのパターンを発見できれば儲けものです!
空回しのやり方は簡単で、以下のようにチップを賭けずに「スピンボタン」を押してルーレットを回すだけです。
テーブルリミットの高いカジノでプレイする
マーチンゲール法を採用するなら、テーブルリミットの高いカジノでプレイするのがおすすめです。
テーブルリミットが低いオンラインカジノだと連敗によってビット上限に達してしまい、ビットできずに負けてしまうことがあるからです。
テーブルリミットの高いオンラインカジノを以下に記載しておくため、参考にしてくださいね!
ベラジョンカジノ | ユースカジノ | ユニベット | |
---|---|---|---|
バカラ | 50,000ドル | 10,000ドル | 10,000ドル |
ブラックジャック | 15,000ドル | 10,000ドル | 10,000ドル |
ルーレット | 15,000ドル | 10,000ドル | 10,000ドル |
1日の利益を決めてそれに達したらすぐ終了する
1日の利益を決めてそれに達したらすぐにゲームを終了したほうが安全です。
マーチンゲール法は1回の勝利で得られる利益が少ないため、たった1回負けるだけでもすべての利益が吹き飛ぶ可能性があるからです。
そのため、1日3,000円や5,000円などと決め、それに達したらさっさと勝ち逃げしてしまったほうが長い目でみて勝ちやすいですよ。
「まだまだいける!」と思うときが多々あるかもしれませんがそういう状態が一番危険!
欲をだしてゲームを続行した結果、それまでの稼ぎをすべてなくす、いわゆるコツコツドカンをやらかしてしまう恐れがあります。
ギャンブルで長期的に稼ごうと思ったら、短期的ではなく長期的な目線が大事です。
1日の稼ぎよりも1ヶ月、1年単位で考えていくことが重要です!
【実験】マーチンゲール法でバカラを100回プレイしてみた!
「マーチンゲール法は実際どのくらい有効なの?」と疑問があるかと思います。
そこでベラジョンカジノのデモで遊び、その有効性を実験してみました。
今回はバカラで実験しています。
結果は以下のとおりでした。
ベット回数 | 100回 |
---|---|
ベット額 | 1ドル |
勝敗 | 38勝62敗(ドローは負けと判定) |
損益(トータル) | 18ドル(米ドル/円のレートが140円なら2,520円) |
100回遊んでトータルの損益が18ドル(2,520円)なため、少ないように思えるかもしれませんが時給で考えれば悪くないでしょう。
今回は実験だったため、1回1回のゲームの結果をすべて記録しながら遊んでいましたがそれでも40分程度しかかかっていません。
実際に遊ぶとなれば、もっと少ない時間で100ゲーム完了するかと思います!
そもそもマーチンゲール法はコツコツと地道に稼いでいく方法であるため、瞬間的に大きく稼ぐのには向いていないです。
1日の稼ぎではなく、1ヶ月、1年単位と長期的に考えていくことが大事ですよ。
ちなみですが最高の連敗数は8連敗であり、そのときの損失は255ドル(35,700円)で、負けを取り返すために必要な掛け金は256ドル(35,840円)でした。
今回の実験でわかったのはマーチンゲール法は資金が十分にあり、やり方さえ間違えなければ勝てるということです。
バカラ・ルーレット・ブラックジャックのような勝率50%で報酬が2倍のゲームならおすすめの方法であるため、ぜひ採用してみてくださいね。
まずは無料プレイで試してみるのがおすすめですよ!
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